デグーのごはん ポイントは3つ
デグーって何食べてるの?
野生のデグーは、アンデスの山岳地帯で暮らしています。野生で生活しているデグーは、そこで自生しているイネ科の植物だったり、種子、サボテン、人間が育てた農作物などを主に食べています。農作物をあらす存在として、原産地では、害獣扱いを受けているところもあるようです。
では、飼育下のデグーも同じものを食べさせても大丈夫なのでしょうか。今回は、ペットとしてのデグーの食事について見ていこうと思います。
目次
1.デグーの主食
我々人間の食事は、主食と副食等をバランスを考えて摂取しています。デグーも同様、食事は栄養をバランスよく摂ってもらう必要があります。
では、飼育下のデグーは、何をどれくらい食べているのでしょうか。
デグーの主食はチモシーというイネ科の植物を乾燥させたものになります。こちら小動物を扱っているペットショップなら大抵置いてあると思いますが、店舗で買うと大きくて持ち帰るのが大変なので、私の場合はネットで購入しています。
各家庭によっては、マメ科の植物アルファルファやイネ科の植物オーツヘイ、イタリアンライグラスなどを組み合わせて食べさせているところもあります。私も、デグーの食欲が落ちている時などにアルファルファを少量与えています。マメ科のアルファルファは、栄養価が高い分与える際には少々注意が必要です。
牧草は、常に食べられるようにケージの中にある程度ストックしておくといいと思います。牧草ビュッフェスタイルにしておく必要があります。専用のフィーダーに入れても衛生的でいいかもしれません。
2.ペレットが主食じゃないの?
一般に小動物のごはんというと、ペレットが最初に思いつく人が多いと思います。しかし、ペレットは主食というと少し位置づけが違ってきます。
デグーの主食はあくまで牧草であるチモシー等です。デグーの主食をチモシーに置くことにはちゃんとした理由があります。
それはデグーの歯に関係があります。デグーの歯は常に伸び続けています。よって、しっかり噛まないものを食べ続けていると、伸び過ぎてしまった歯によってデグーは体調を崩してしまいます。そうならないために、食事の時間は多く取る必要があります。
ペレットはチモシーよりも必然的に噛む時間が短くなります。よって、チモシーをたくさん食べてもらう必要があります。しかし、ペレットは嗜好性の高いものが多いので、デグーはチモシーよりもペレットの方を好んで食べる傾向にあります。
また、嗜好性が高いということから、食べ過ぎると肥満の原因にもなります。
そのため、ペレットは飼い主サイドが量を調整していくことになります。大体のペレットのパッケージの裏に目安となる量が書いてあるので、その量を超えないように与えてあげます。一般的な量はだいたい、デグーの体重の約5%程になると思います。
飼い主さんの中には、ペレットをおやつとして与えている人もいるみたいですね。私の場合は、朝はペレットはほとんど与えず、夕方(15:00前後)に一定量与えています。
3.おやつは何を与えてもいいの?
デグーは、乾燥したものを好む傾向にあります。よって、おやつとしては乾燥した野菜を与えている人が多いみたいですね。乾燥野菜としては、小松菜、大根の葉等が該当します。キャベツは鼓腸症のリスクがあるので控えたほうが無難だと思います。
しかし、ここで注意点があります。それは、デグーは糖質を取りすぎると糖尿病になるリスクが大きいことです。ニンジンなどの根菜は糖質が多いので、不安な場合は与えない方がいいと思います。
また他に副食、おやつとして与えてもいいものとして、一定の野草やハーブ、種子類等があります。例えば、野草ではタンポポ、オオバコ、ハーブならミントやバジル、種子類ではエン麦等があります。これらは市販でも販売されているので、栽培や採集しなくても手に入れることができます。
しかし、与えすぎに注意する必要があります。特別な日にだけ与えるなど与えすぎないよう注意です。
自然に自生しているものを取る際はいくつか注意点があります。それは、排気ガスや犬猫の排泄物等に汚染されていないものを選ぶこと、私有地に勝手に入らないことなどです。
ちなみに、私はおやつとして、パパイヤの葉や大麦を与えています。パパイヤの葉は糖尿病予防にも効果的と教わったので、時々与えています。
4.まとめ
今回は、飼育下のデグーの食事について見てきました。書けなかった部分については、また次回に回したいと思います。
- デグーの主食はイネ科の牧草
- ペレットは控えめに
- 副食はおやつとして
以下の点がデグーのごはん3つのポイントになります。
デグーの食事の基本はチモシーなどの牧草であること。これをしっかし頭に置いておく必要があります。ペレットや野菜はあくまで副食やおやつになります。
デグーは繊細な生きものです。人間にとってはそれほどの量に感じなくても、デグーが取ると病気になってしまいます。 我々飼い主がしっかり食事をコントロールして上げる必要があります。
与えてはいけないものを与えない限り、デグーがすぐに死んでしまうことはないと思いますが、できれば大切な家族には長生きしてもらいたいものです。そのためには、たとえデグーが喜んでおやつを口にしているのを見ていても、心を鬼にして、健康的な食事を与えるべきだと思います。
5.次回の予定
次回は、今回お話できなかった、デグーの飲み水、与えてはいけないもの等について書いていこうと思います。それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました。
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デグーってどんな動物?
デグーって?
はじめまして、こちらのブログをご覧いただきありがとうございます。mocoと申します。デグーのもこを飼って5年になる女です。我が家のデグーの名前はもこといいます。こちらのブログは更新頻度があまり多くないと思いますが、よろしくお願いします。
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それでは、今回はデグーの概要について話していきたいと思います。
目次
1.デグーとは
デグーという動物をご存知でしょうか。
デグーはアンデスの山岳部に生息するエキゾチックアニマルで、カピバラと同じ齧歯目の動物になります。
ネズミとリスの間の子のような見た目で、茶色い毛色が一般的です。アグーチパイド、ノーマルパイドなどと呼ばれている茶色と白のマーブルカラー、ブルーカラー(グレーのような色)、最近ではサンドカラー(薄い黄土色のような色)という毛色も出てきて人気があります。
性格は個体差もありますが人懐っこく、賢い子が多いです。芸達者な子ですと、犬のようにお手やハウス、お周り等を覚えます。私の飼っているデグーもお周りやハウスを学習して覚えています。
ペットとして一般的に流通するようになったのはここ20年くらいで、最近知名度が上がってきた小動物になります。欧米でのペットとしての歴史は古く、長きに渡って愛されている動物です。
ざっとした紹介は以上です。文章で見てもなかなかイメージが湧かないと思うので、我が家のデグーの写真を参照していただければと思います。
2.何を食べているの?
ペットとして飼われているデグーは、主にチモシーというイネ科の植物を主食として食べています。チモシーにも一番刈り、二番刈りといった刈った時期によって品質が変わってくるものがあるので、好みや体調を見て与えます。他にもイタリアンライグラスやオーツヘイなどを与えている人もいます。
副食としてペレットを与えます。モルモット用のものをを与える場合もありますが、最近ではデグー用のペレットが多く流通するようになったので、いくつか試して与えるのがいいと思います。ペレットは飽きてくることがあるので、複数種類ストックがあるとなおいいです。
その他にもおやつとして大麦やパパイヤの葉などを与える場合があります。デグーは糖質を取りすぎると糖尿病になるリスクが上がるので、おやつは控えめに与えます。
3.コミュニーションは取れるの?
デグーは人懐こい個体が多く、ベタ慣れする子も少なくありません。中には手の中で眠ってくれたりごはんを食べたりしてくれる子もいます。
もちろん個体差があり、慣れはするけど懐きはしない子もいます。それでも飼っていけば可愛く思えてくるはずです。
デグーは仲間と声でコミュニケーションを取っています。鳥のさえずりのような鳴き声で甘えたり、怒っているときは低い声で威嚇したりと様々な声で自分の意思を伝えてきます。
デグーは甘えん坊な子も多いです。構って欲しい時は寄ってきたり声でアピールしてくる姿は何とも言えないほど可愛いです。
4.デグーを飼うときの注意点
デグーは寒すぎたり暑すぎたりするとすぐ体調を崩してしまいます。適切な室温は20℃から25℃と言われています。冷暖房を適切に使い、夏は冷房を点けっぱなしにしておくことが通常のスタイルになります。冬は、暖房を使いながら、ペット用ヒーターを上手に活用していきます。
湿度にも気をつける必要があります。50%前後に保つのがポイントです。除湿機や加湿器を使って高温多湿や空気がカラカラの状態にならないように気をつけていきます。
大切に育てていても病気になったり怪我をしてしまうことがあります。その場合動物病院で診てもらう必要がありますが、デグーなどのエキゾチックアニマルを診てもらえる病院はまだまだ少ないのが現実です。デグーを飼う前に診てもらえる動物病院を探しておくといいでしょう。
他にも、お散歩させるときや飼い主が外泊などで家を空ける際の注意点などありますが、それは追々書いていこうと思います。
5.まとめ
デグーは賢くて懐きやすい動物として最近人気が上がってきたエキゾチックアニマルです。飼うと決めた際には、教本やペットショップの店員さん、動画等を見て勉強してから飼うことをオススメします。
デグーが最期を迎えるまで、責任を持って大切に育てるために常にデグーのことを考えて過ごしていきたいですね。
飼ってみるとデグーの可愛さに心奪われるはずです。これから少しでも皆さんの役に立つ情報を発信していければと思います。
6.次回の予定
今回はデグーという動物について簡単に話してきました。次回はデグーのごはんについて、少し細かいところまで我が家のデグーご飯の情報を交えながら話していきたいと思います。
それでは、ここまでお付き合いいただきありがとうございました。